What’s up, 皆さん。
RTです。
1月の27日の朝。
友人からのLINEで目を覚ましもうびっくりでした。
NBAのレジェンドであるコービー・ブライアント(Kobe Bryant)がヘリコプター事故で急死。
バスケではコービー世代で育った私にとってはまさかの出来事で嘘かと思いました。
テレビを付けてCNNにするとニュースの内容はコービーの死を報せる内容でした。
娘ジアンナちゃんと一緒にヘリコプターでジアンナちゃんが出場する会場に向かう途中での事故。
コービー、ジアンナちゃん、そして更に7人の方が亡くなったそうです。
今回は41歳で亡くなったNBA界のレジェンド、コービー・ブライトについて書いてきたいと思います。
数々の記録を打ち立てた若武者
出典:BASKET COUNT
コービーがNBAデビューをしたのは1996年。
数年後に“華の96年組”と呼ばれるこの年に17歳のコービーはドラフト直後のトレードでロサンゼルス・レイカーズへ入団しました。
高卒選手でありながらそのポテンシャルは高く、他の選手を圧倒するものでした。
その為、デビューから間もなくマイケル・ジョーダンの次の世代を引っ張る“ネクスト・ジョーダン”と呼ばれるようになりました。
20シーズンもの間レイカーズ一筋を通し、そのキャリアの中でコービーは多くの記録を打ち立てました。
- 5度のNBA優勝
- シーズンMVP
- 2度のNBAファイナルMVP
- 2度の得点王
- 18年連続のオールスター出場、内4度のMVP
- オールNBAファーストチーム11回選出
- 歴代2位の1試合81得点
- 引退試合に60得点
- 1997年スラムダンクコンテスト優勝
- アメリカ代表で2度の金メダルを獲得
- 第90回アカデミー短編アニメ賞『Dear Basketball』
- 2019FIBAワールドカップアンバサダー
- ロサンゼルス・レイカーズ永久欠番 #8、#24
NBAだけではなく、アメリカ代表でも活躍し、世界中に影響を与えたコービー。
彼のバスケスタイルは“バスケの神様”マイケル・ジョーダンの姿を完コピしたかのように洗練されたものでした。
ロサンゼルス・レイカーズで3連覇を果たした際にはチームにシャキール・オニールという強力なビッグマンがいました。
彼の存在があったから優勝できたと言われたコービー。
そんな声を払拭するかの様にチーム崩壊から立て直して数年後に再び連覇を達成し、レイカーズ=コービーのイメージを定着させました。
親友、ライバル達から哀悼の声
コービーの訃報から数日が経ち、彼の友人やライバル達から哀悼の意が述べられています。
その中でもかつてコービーの相棒としてレイカーズの3連覇を共に経験したシャキール・オニール(通称シャック)のコメントは本当にその辛さが感じられます。
シャキール・オニール:
「今感じているこの痛みを表す言葉は見つからない。
とても辛く悲しい事だ。
姪同然だったジジ、そして友人であり兄弟であり優勝時の相棒であり最高の奴であり家族だった彼を失ったんだ。
君を愛しているし寂しく思う。
コービー家の方々と事故に遭われた方の家族の方々へお悔やみ申し上げます。
本当に信じられない。」
シャックはコービーが3連覇した時の相棒でした。
しかしその後、仲違いにより最悪な形でシャックがチームを去ってしまいました。
それでもお互いを認め合っていた2人。
2009年にフェニックスで行われたオールスターゲームでMVPをダブル受賞し和解を果たし、家族同然の付き合いをしていただけに突然の訃報にシャックの悲しみは計り知れません。
コービーへの追悼セレモニー
出典:NEWS Collect
コービーの訃報を受けたNBAは事故当日の日曜日の試合を行うかどうか悩んだそうです。
選手の中にはあまりのショックで試合に出るか否かを考えた選手もいました。
それだけコービーの存在が今活躍している選手達に大きなインスピレーションを与えていたのです。
悩んだ末に各地で予定通りに試合を行う事になったNBA。
試合前にはコービーへの黙祷、試合アップ時にコービーの名前と現役時代の背番号である#8と#24が入ったジャージーを着るチーム、コービーの背番号8を特別に背負って試合に臨む選手、試合開始に両チームが8秒バイオレーションと24秒バイオレーションするなど様々な形でコービーへの哀悼の意を示しました。
またそれぞれの都市でもコービーが所属したレイカーズカラーのパープル&ゴールドで著名な建造物をライトアップしてコービーを偲んでいました。
コービーの意志を引き継ぐ選手達
出典:BASKET COUNT
事故の前日にコービーと連絡を取った現役最高の選手の1人であるレブロン・ジェームス。
彼はコービーの歴代3位の得点記録を次の試合で確実に抜くとされていました。
そんな時にレブロンはコービーからTwitterで下記の様なメッセージを受け取りました。
コービー・ブライアント:
「試合を動かし続けろキング。
最高の敬意を兄弟に。」
Continuing to move the game forward @KingJames. Much respect my brother.
レブロンはコービーと事故のあったその日の朝に連絡を取っていて、遠征からロサンゼルスに戻り訃報を知りました。
コービーの死を受けてレブロンはコービーとの写真をInstagramに下記の文と一緒に投稿しました。
レブロン・ジェームス:
「君が遺したものを引き継ぐ事を約束する。
君は本当に欠け替えのない存在だった。
レイカーズにとっては特にだ。
そしてそれを背負って戦い続けるのが僕の責任。
天国からどうか力を貸してほしい。
そして見守っていてくれ。」
I promise you I’ll continue your legacy man! You mean so much to us all here especially #LakerNation💜💛 and it’s my responsibility to put this shit on my back and keep it going!! Please give me the strength from the heavens above and watch over me!
引用:https://www.instagram.com/p/B72NUtWA0gS/
コービーが遺したものを引き継ぐ覚悟を決めたレブロン・ジェームス。
偉大な先輩からバトンを受け取り、NBAを引っ張ります。
愛され続けるコービー・ブライアント
出典:8469スニーカーズ
今回ご紹介したコービーの偉業は彼が打ち立てたものの中でもほんの一部です。
数々の名勝負を演じ、その都度ライバルを倒してきたコービーはロサンゼルスのファンに愛されましたが、現役時代は各チームのファンの憎むべきヒール役にもなりました。
しかし、引退してからは女子バスケの発展の為に力を入れたり、後輩選手育成の為に『マンバ・メンタリティー』を設けてトレーニングを手助けしたりするなど人間性もすごく高い人物だったコービー。
そんなコービーを敵も味方も誰もが尊敬し、認めていました。
多くの世代に影響を与えて愛されたコービー・ブライアント。
RIP KOBE BRYANT
P.S. バスケ好きのあなたへ
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