【ジェフ・ベック】アルバム「Jeff」最先端の抽象的サウンド!リスナーに掴ませないその実体とは?

こんにちは!石ちゃんです。

 

今回は世界のトップギタリスト、ジェフ・ベック(Jeff Beck)のオリジナルアルバム「Jeff」についてお話ししていきます。

 

ジェフ・ベックのオリジナルアルバム「Jeff」は2003年に発表されました。
タイトルを自分の名前にする、
そこからしてただならぬ「気合い」が入っていると思うのは、私だけではないでしょう。

 

私も考察しながら書き進めようと思います。

 

最後まで楽しんでいってください!

 

ジェフ・ベック「Jeff」

どんなアルバムか?

 

これから説明していきますが、これは恐ろしいアルバムとなっています。

 

一言で言うと「タダの音の塊」として機能しているギターサウンド・・・
という剥きだしの構成だけで出来ているアルバムです。

 

とにかく、鳴っているギターが「ちゃんと弾いているのに訳がわからん」と言うものになっています。

 

抽象性を味方につけたギター

 

そう、「訳がわからない」のです。
しかし、抽象性であったり難解さを背後に背負う「逃げの」ギターではありません。

 

掴み所のないフレージングながら、
とてもギターサウンドとしては気持ちがいいのです。

 

ここで話が変わります。
上質な詩を読むと難解さや言い回しの難しさの向こう側に作品の意図が見える・・・
そのような経験、皆さんありませんでしょうか?

 

この「Jeff 」と言うアルバムはそんなイメージがあります。
「難解な音の塊」としてのギターサウンド。
この作品はジェフの強い意志が垣間見れる異色の傑作と言えます。

 

 

ギターサウンドとして

 

ここまで、この作品を「抽象的」に言い表しました。
が、アルバムのサウンド面を取ってみると
本質的なアプローチをするジェフには脱帽します。

 

「本質的」と言うのは基本のブルースの体系は決して崩していないのです。
しっかりと基礎ができているので、ギターの音はブレずに
音使いにも無理がありません。

 

しかし、その「魅力の本質」とは一体なんなのでしょうか?

 

オープニングナンバー「SO WHAT」を例に出して検証してみましょう。

 

 

「SO WHAT」について

 

まず、どのフレーズ、リフも口ずさんでみると、とても歌いづらいのがわかります。

 

最初のリフなんて口で表現できません。

 

それからのソロ、中間のフレーズもジェフの「感覚」でのギターでしかないことがわかるでしょう。

 

しかし、根底にブルースがあるのでてんでバラバラにはなりません。

 

要はー
感覚的で掴みづらいフレーズをブルースの形で仕上げることで、作品として高め上げる」
このアルバムを魅力的に聴かせる鍵はここにあります。

 

 

ジェフの感性とテクニックの拡張

 

このアルバムはジェフの「真骨頂」だと私は思っています。

 

ジェフベックという天才の考えているギターフレーズを駆使し、
感覚的すぎず、しかし枠にもとらわれず、絶妙に掴み所のないギリギリを「ブルースのバックボーン」によって攻めるという画期的な試み。

 

ギターテクも感覚ながらツボを見事に押さえている、

「抽象と実験の往来」

そんなモノ出されたらカッコよすぎて困っちゃいますよ!

 

 

聴くポイント

 

そんな抽象的かつ「実験的」なアルバムなのでサウンドの掴み所のないところを理解し、
聴取らないとないとタダの「ギター音」と聴こえてしまうかも知れません。

 

ジェフが本当にどんなギターを弾きたかったのかを理解するつもりで聴いて見て下さい。

 

私が受けた衝撃

 

このアルバムを初めて聴いた時、それはとてつもない衝撃を受けたのを覚えています。

 

音が剥き出しのギター音と予測不能のソロ、
バリバリの緊張感溢れる楽曲、
そしてなんといってもジェフベックのキレッキレのギターさばき・・・。

 

「これは世界を変えるアルバムだ!!!」

 

と一人で興奮していました。

 

 

でもこのアルバムあんまり評価されていない・・・。
このアルバム、なんかスルーされるんですよ。みんなに。

 

それも衝撃的なんですけどね。

 

 

実体

 

この記事のタイトルにも記載した「Jeff」の「実体」とはなんでしょうか?

 

それはブルースをベースに「ジェフベックがギターを弾くこと」そのものでしょう。
その行為はジェフにとって自然なことであり、彼のやり方です。

 

そんな自然な姿をー彼はこのアルバムでギターを使って体現しています・・・。

 

「実体」とは彼のギター演奏そのものです。
それはあまりに自然な彼の「ギターへの姿勢」です。

 

 

この記事を書いて

 

大好きなアルバム「Jeff 」の紹介をしたのですが、
やはり思っていた以上に掴み所の無いアルバムなのでその表現の方法や言回しが至難でした。

 

しかし、書けば書くほどこのアルバムの奥深さが感じられ傑作ぶりを再確認できたのも確かです。

 

ヤードバーズから始まったジェフのキャリアですが、
こんな訳のわからない、しかしだからこそカッコいい作品を創るとは誰が予想できたでしょうか?

 

ジェフベックの偉大な点はギタースタイルだけでなく自身が「いい」と思ったことを曲げないところでもあります。

 

その信念の強さもこの「Jeff 」に反映されているのは確かです。

 

 

最後に

 

今回の「Jeff 」についての記事いかがだったでしょうか?
「カッコよすぎるけどなぜ?」という魔訶不思議なこのアルバム。

 

驚異的は演奏とアイデアの結集ー

 

そんな至高の作品に皆さんも触れてみてください。
感動が待ってますよ!

 

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 P.S.

 

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