【レリック/エイジド】もちろんマルチレイヤーって知ってるよね?真意は未だ不明なヴィンテージギターの謎【ヴィンテージの魅力】

Hej!(ヘイ)
マーヴィンです。

 

そろそろ本格的に寒くなってきましたね。
最近はアイスのお供にあったかい紅茶が必須です!
ラムレーズンアイスと紅茶の相性はバツグンですよ!

 

それはそうとこの記事を見に来たということは
ヴィンテージギター/ベースもしくはレリックギターに興味があるんですね?

 

いいですよね
あの渋さたまりません。

 

そんなヴィンテージギターおよびレリックギターの塗装に関する用語で
マルチレイヤー
って言葉があります。

 

皆さんはマルチレイヤーって言葉知ってましたか?
もし知らなくてもデジタル画を描く人なら何となくイメージが湧くかもしれませんね。

 

今回は
そんなマルチレイヤーの魅力に触れていきます。

 

 

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マルチレイヤーって?

出典:あぽろん

 

マルチレイヤーは簡単にいうとただの塗装の重ね塗りです。
厳密には、重ね塗りしたギターの下の層の塗膜の色が露呈している状態を指します。

 

一般にプラモデルや模型などでは発色が良くなるように下地色を塗ります。
(ギターの場合は案外、木の下地処理後(やすりがけ、導管埋め、シーラーなど)に下地色は塗らずにそのまま目的の色を塗るのも珍しくありませんが。)

 

ヴィンテージおよびレリックギター好きの間では、
塗装の最表面層の色が薄れていきその下に隠れていた下地塗装の色が露(あらわ)になったマルチレイヤーに趣を感じ、密かな人気を集めているのです。

 

特に人気なのが
ホワイトやレッドのソリッドカラー系の下にサンバースト系のマルチレイヤーです。

出典:あぽろん

 

レッドの下にホワイトなどシンプルなのもカッコいいですが、
前述したように下地色でソリッドカラーを塗るのは特に珍しくないので
下にサンバーストのマルチレイヤーよりはパンチが弱く感じてしまうかもしれませんね(笑)

 

 

 

 

なんでサンバーストのマルチレイヤーが生まれたの?

 

出典:あぽろん

 

前述したように
発色をよくするために下地色を塗ることはあるのですが、
なぜ下にサンバーストが塗装されたマルチレイヤーが生まれたのでしょうか。

 

正直なところ、なぜ下にサンバーストが塗装されたマルチレイヤーが生まれたのか確証のある理由は明らかになっていません。

 

しかし、現在もっとも有力な説は
当時のfenderが塗装不良のギターを売るために違う色を重ね塗りをして売った
というものです。

 

これが本当ならfenderもかなり適当ですよね(笑)

 

実際に昔のギター塗装はかなり大雑把だったといわれていますので、あながち間違っていないと思います。

現在”塗装膜厚が薄くて音が良い!”と言われているラッカー塗装(ニトロセルロースラッカー)も元はと言えば車の塗装に使われていた塗料を流用しただけです。
音が良くなると分かってラッカーを使用したわけではありません。

きちんとしたギター製法が確立していない時代には塗装の不良もありえた話でしょうね。

 

その結果
重ね塗りされたギターが長い年月使いに使い古され塗装が薄れてきて下の層の塗膜が見えてきた結果マルチレイヤーのギターの存在が大衆に認知されだしたわけです、

 

レリックギター界隈でもマルチレイヤーを再現しています。
なので現在
本物のヴィンテージギターレリックギターの両者ともでマルチレイヤーのギターが出回っています。

 

 

 

自分でマルチレイヤーってできるの?

 

答えはYesです。

 

しかし、当たり前ですが技術が求められるうえに
前提条件として

  • ラッカー塗装である
  • 重ね塗りされている

この2つが挙げられます。

 

 

ラッカー塗装である

 

マルチレイヤーを楽しむにはラッカー塗装であることが重要です。

ポリ塗装でも不可能ではありませんが、
前のレリックギターの記事でも書いたようにポリ塗装の塗膜はすごく厚くて丈夫なのでオススメはしません。
(メーカーによっては薄いポリ塗装もありますが、10万以下の低価格帯のギターの塗装は基本的に厚いポリ塗装です。)

 

 

重ね塗りされている

 

当たり前ではありますが、2層以上色が重ね塗りされている必要があります。

 

しかし、大抵の場合市販のギターを買って下地が何色かなんてわかりません。
下地色がなかったり、白だったり、黄色だったり…
低価格帯のギターではサンバーストはまず期待できないでしょう…

 

なので確実に色を把握してマルチレイヤーにしたいなら、
リフィニッシュするか自作して自分で重ね塗りする必要があります。

 

※既存のギターの上にそのまま重ね塗りするのはオススメしません。

 

 

どうやってマルチレイヤーにする?

 

 

下地がわかっているギターを持っている、あるいは
自分で重ね塗りしたギターを持っていたとして
どうやってマルチレイヤーにするか、が最大の問題ですよね。

 

もっとも簡単な答えは、

 

ただこするのみ!!

 

ヤスリを使って塗装を薄くしたりデザインナイフで塗装を削ったり剥がしたりして塗膜のニュアンスを調整していきます。
ギターのコンター部などに体がこすれて徐々に塗装が薄くなっていくのを再現します。

 

そして木目が見えた部分は少し暗めのオイル(桐油:Tung oilなど)を塗ることで、ヴィンテージ感の演出+木の露出部の保護が出来たりします。

 

また、
マルチレイヤーではありませんが、エイジングおよび塗膜処理、木部露出部の処理MilesCustomGuitarsの動画からうかがうこともできます。

 

 

 

最後に

 

良い音のために厚塗りはダメだ
音を解放させるために塗装を剥ぐ
みたいに色んなこだわりがある人がいる中、
現代のマルチレイヤーは本当に見た目の嗜好のためにあるような塗装方法ですよね(笑)
カッコいいからって1色分多く厚く塗装しているんですから。

 

なのでレリック界隈で有名なNashGuitars
マルチレイヤーをしていながら音にも拘って塗装を可能な限り薄くしているようです。

 

Fenderのプレベもイイですが、
正直、今一番興味があるのはNashGuitarsのプレベです…(笑)

 

日本で現在取り扱っている中で有名なところはあぽろんさんですが、
新潟にはなかなか簡単には足を運べない,,,

 

あぽろんさん!
どうか関東圏に出店してー!

 

それと
どうか私にNashGuitarsの57年タイプのプレベ弾かせてください!!
(できれば下地レッドにホワイトのマルチレイヤーのやつを!)

 

 

いつかこの声が届くことを祈ってます(笑)

 

それでは皆さん、
Vi ses! (ヴィセ―ス)

 

 

 P.S.

 

余談ですが、
重ね塗り=マルチレイヤーってなると
Eddie Van Halenフランケンギターもある意味マルチレイヤーですよね(笑)

 

 

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