【東京事変】あまりに鋭い!「OSCA」の速さと美しさに迫る!【椎名林檎】

こんにちは!石ちゃんです。

 

今回の記事では東京事変の名曲「OSCA」についてお話ししていきます。

 

何度聴いても新しい発見のあるこの名曲・・・なぜここまで魅力的なのか?
その奥深さと、中毒性を解説していきます!

 

 

最後までお付き合いください!

 

 

 

「OSCA」概要

 

OSCA」は東京事変が2007年にリリースしたアルバム「娯楽(バラエティ)」に収録されている楽曲です。

 

「OSCA」は大きく分けると2つの構成に分けられます。

 

ミディアムテンポの前半と、アップテンポの後半の2つの構成です。

 

通して聴くとわかるのですが、前半の速度でも十分なスピードなのに後半に移り変わった途端、
曲は恐ろしいほどの速度に移り変わりそのままのテンションで一気に幕を降ろします。

 

この「曲を聴いている」というよりリスナーが「曲に巻き込まれれていく」といったトリッキーな2部構成になっています。

 

ライブでも頻繁に演奏されていたナンバーで2012年にリリースされたライブアルバム「東京コレクション」にもライブ演奏として収録されています。

 

 

 

 

 

演奏のスキルの高さ

 

そんな構成を組み立てているのは見事なまでの演奏能力です。
椎名林檎氏のヴォーカルはもちろんのこと、メンバーの亀田誠治(ベース)、浮雲(ギター)、刄田綴色(ドラムス)、伊澤一葉(キーボード)の演奏がとにかく上手い!

 

前半と後半の速さがこんなにも違うのにリズムのブレが全くありません。
いや、ブレがないどころか完全に曲のリズムをコントロールしています。

 

前半のどちらかといえば「ミディアム」なロック調の速さから「たたみかける」かのような後半の目まぐるしい展開にも関わらず、
楽器隊の4人のプレイは驚くほど安定しています。

 

いくらテンポが変わろうとも見事に聴かせる「高い演奏スキル」を
この曲の中で聴かせています。

 

 

フレージング

 

演奏の上手さだけではありません。
バンドのフレーズの組み立ての旨さにも舌を巻くものがあります。

 

イントロでは浮雲氏のギターの和音から、
亀田氏のベースのフレーズへとバトンタッチしていくのですが、
二人の音のリズムと音程の構成は相互関係としてとても近いものがあります。

 

その移変わりを刄田氏のドラムが繋ぎ、伊澤氏のシンセで解決します。

 

基本、このフレーズの持っていき方を主な展開としているのですが、
曲の所々ではニュアンスを変えて演奏していきます。

 

ー計算されたフレーズの組み立て、音のとっさのチョイスの仕方。
並外れたセンスがなくては出来ません。

 

 

音質

 

これは「娯楽(バラエティ)」に収録されているスタジオバージョンで際立っている面なのですが、
とにかく「エッジ」の立ち上がり方が速い

 

例えて説明するため、「声の出し方」を例にあげます。
人は遠くの相手に聞こえるように声を出すとき、口や腹筋を使い
声が届くように明瞭に発声します。要は「エッジを効かせた」状態にします。

 

東京事変のメンバーの楽器の音はこの「エッジが効いている」状態です。
楽器の明瞭な音を常に聴かせ、終始演奏で曲をカタチにしています。

 

特に「OSCA」では音をバリバリ明瞭に聴かせます。

 

そんな音質での演奏をスピーディーに、また明瞭に、そしてアップテンポをはっきり聴かせる・・・。

 

うーん、そりゃ凄いわけです。
特にスタジオ演奏での「エッジの効いた」印象は顕著で
楽器の音が気持ちよく響き、尚且つダイレクトに聴こえてきます。

 

 

「速い」だけではない!

 

そんな高い演奏能力と組み立てによって出来ている「OSCA」。

 

後半はスピーディーな演奏ですが、速いだけではありません。

 

演奏それぞれの配分や立ち位置が計算されています。

 

ギターが居ないところでドラム、とおもったらキーボード、
そこからまたベース!といったコンビネーションが光ります。

 

これは私見なのですが、速いだけのバンド演奏はこういったコンビネーションが欠けているものも多いです。

 

「速くてそろっていればいい」
そんな脇の甘さが聞こえてしまっている演奏はどうも私は退屈さをおぼえてしまいます。

 

ーしかし東京事変の凄さは

「速い、尚且つ音を組み合わせる」

というレベルの高さを意識している。
まさにバケモノですね。

 

 

「OSCA」の奥深さ

 

この記事を「OSCA」を何んどもリピートさせ書いているのですが、
何度聞いても発見があります。

 

「こんなところにドラムが!」
「ここでまたギター入ってる」
などなどー

 

それは「曲の発見」というよりも
「曲を聴いている自分に変化」があるからでしょう。

 

「OSCA」を聴くことによってこちらの聴く耳が鍛えられる

 

そんな体験を今、しています。

 

 

総評

 

様々な要素が絡み合っているこの楽曲、「OSCA」ですが
なんだかんだ言ってこの中毒的なこの曲を一言で言えばそれは

 

事変の「パンク」

 

とも言えます。

 

しかしそれは計算に計算をされ尽くした、非常に高レベルの
音楽体系としての「パンク」です。

 

それも何度もリピートさせる中毒性を持った見事なもの。

 

そんな演奏と楽曲を残してくれたバンド「東京事変」には
音楽に対する、姿勢の美しさも私は感じてしまいます。大袈裟ではありません。

 

「OSCA」ーそれは美しく奥深いパンク

 

ここまで大きく言っても過言ではありません。どうでしょう?

 

 

最後に

 

ここまで全力で「OSCA」を褒めました。

 

が!何より!聴いてみるのが一番です!

 

東京事変が残してくれた名演かつ名曲、「OSCA」
その奥深さにあなたは目を見張ることでしょう。

 

是非ご一聴あれ!

 

 

 P.S.

 

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