こんにちは!石ちゃんです!
今日の記事はズバリ「読書について」です。
自分で言うのもおかしいですが、「読書家」です。はい。
私は割と子供の頃から本は好きでした。
子供の頃「何を好んで読んだ」という記憶はあまりないのですが、
図書館は好きでしたし、今でも本はずいぶん読みます。
そんな私だから言えます。
読書には”人生を変える”凄い力が秘められています!
- 新しい趣味を探している
- 退社後ボーっとして時間を浪費している
- 毎日に退屈している
- 人生にもっと刺激が欲しい
- 今の自分に不満/不安を感じている
特にそんな人たちにこの記事を読んで欲しいです。
わたしの読書についての思いを熱く語ります!ではどうぞ!
私と読書
凝った作家
高校生の頃は村上春樹さんの本は好きでずいぶん読みました。
「ノルウェーの森」のラストには衝撃を受けたのを今でも覚えています。
高校を卒業してからは川端康成や坂口安吾、
外国だとサリンジャーなどを好んで読んでいました。
混沌としていたものが好きでしたね。
それから読書から遠ざかるのですが、27〜28ぐらいの時にドストエフスキーを読んでからまた読書狂いになってしまいます。
「カラマーゾフの兄弟」は衝撃でした。
哲学書
ドストエフスキーを大体読むと、もっとヘビーなものが読みたくなってしまいます。
もう病気です。
そこで哲学書に手を出すのですが、
最初はデカルトの「哲学原理」と
プラトンの「ソクラテスの弁明」でした。
これには痺れました!!
「当たり前に考えられる」ことを珠玉の言葉によって射抜く、その神業とも取れる文章の数々!
「かっこいい!!」と赤子のようにヨダレだらだらでソクラテスの言葉とデカルトの「我思う故に我あり」にクラクラ来てました。
それからです。さまざまな哲学者の本を読むようになったのは。
今でも本棚は哲学書が全般を占めています。
人間史上最強?ヘーゲル!
中でも凄かったのはドイツ観念論のヘーゲルさんです。
ヘーゲルの書いた「精神現象学」は私のバイブルです。
自分が考えるとはどういう構造になっているのか?
というテーマをめぐって展開される「精神と知」についての考察は手に汗握る展開になっており、
危険なまでにどんどん引き込まれてしまったのを記憶しています。
こんなに鬼のように対象から脇目も振らず、素晴らしい哲学の考察をした人は後にも先にも出てこないのではないでしょうか?
それほどまでに凄い人ですよ、ヘーゲルさん。
楽しむべき「読書」
「最近の若者は本を読まない」といった大人の嘆きは昔からあります。
まぁ私も「学生さんで本を読む人は少ないな〜」とは少々思います。
しかし、だからといって「けしからん!」とは思いませんけどね。
その人の趣味の傾向ですから。
私もスマホゲームはしませんけど若者に「なってない!」といわれる筋合いはないですし。
読書はそれぞれが読みたい本を楽しんで読んでこそのモノですし、
そこに「こうあるべき」という規則の様なものはないほうがいい。
好きな本を楽しく読む工夫は必要(フォーカスを絞る、好きな作家さんを掘り下げる)かもしれませんが、
「こう読まなくてはいけない」という国語の授業のような発想は捨てるべきです。
では「楽しむ」とはどういったことなのか?
ここには私の持論があります。
一体何が本を楽しんでいるのか?
読書、それは「私の気持ちが楽しんでいるのです。」
???
例えば私がヘーゲルで感動した時、感動したのは私の心です。
ヘーゲルの本を読んで私が感動しました。
しかし!
「本を読め!」と言っている人たちは往々にして「本の知識をつけろ!」といっているようにしか私には聞こえません。
「本の内容を憶えて生活で使えるようにする」
こういう本の読み方は窮屈です。
つまらない。
それよりも作者が紡いだ言葉を読むことによって何年も先の読者の心を感動させられる!そこを堪能する。
これは天文学的な事だと私は思っています。
遠い遠い星の光を私が感じる。
おんなじことです!
そしてわたしはヘーゲルに感動したことによって確実に精神が善くなったとおもっています。
確実に何かが変わったのです。
うまくは言えませんが。
それは「感動」することによって、楽しむことによって
私たちがその「心の動きを楽しんでいる」ともいいかえられます。
古典の読み方
本の中でも「古典」はいいものです。
何百年も前に書いた作家さんの珠玉の言葉が現代の今に生きている・・・これは驚異的なことです!
そんな時間の経過に負けなかった最上質の本!
読まないわけにいかないでしょう!
確かに言い回しが解り辛かったりもするかもしれません。
もし解りづらい箇所があったら、下手な解説書には頼らずその箇所を徹底的に「考えてみる」のはどうでしょう?
わたしは哲学書で「?」という箇所は本を閉じて何日か考えてみてまたその箇所を読むということをいまでもつづけています。
そうまでしても「古典」を読む価値は大いにあります。是非読んでください!
最後に一言
本とは「感動」です。
これしかありません。
作者の精神を文字を通じて読み我々が感動する、
その「感動のバトン」です。
これをしないのはもったいないです。
ぜひ読書をオススメします。
「覚える」読書より
自分の好きな作家さんで「感動する読書」
皆さんも是非!
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