【DMBQ】「speed beat」レビュー|徹底した「乗らせる為の構成美」に迫る

こんにちは!石ちゃんです。

 

今回はバンドDMBQのハードナンバー「speed beat」についてのレビューです。

 

speed beatはバンドDMBQが2001年にリリースしたアルバム、「annular music」収録のナンバーです。
アルバム自体、ハードナンバー寄りで、中でも今回紹介する「speed beat」はかなりスピーディーな曲調になっています。

 

 

いってみましょうー!

 

 

 

一見ゴリゴリのロック

 

 

 

speed beatを一見(一聴)するとギターがギャンギャンいっているうるさいナンバーというイメージかと思われます。
テンポも速い、音も多い、演奏全開という「だけ」の印象は拭えない。

 

しかし、「ただ単に速いナンバー」という言い方では片付けられない「何か」が潜んでいます。

 

その「何か」とはなんなのか?

 

 

 

非常に理性的な演奏

 

 

先ほど「全開の演奏」と上記しましたが、それは「楽器の音量的」な話です。

 

音量(ダイナミクス)としては確かに全開です。
しかし、演奏している内容そのものは非常に「理性的で緻密」なものとなっています

 

とてもよく考えてられており、音色と音のトーンをよく計算された演奏はただうるさいだけのものではありません。
ひとり人の演奏のポジションと楽器の音の出し方が、オーケストレーション並みに良くできています。

 

「ただの爆音」ではないのです。

 

 

確信犯的

 

この「爆音」かつ「理性的」な演奏体系に私は一種の「確信犯的」なものを感じました。
音としては「デカく激しいもの」を「緻密に理性的」に演奏する。
これはかなり狙っているとも言えます。

 

言い換えると暴力描写を繊細に描いている。

 

そんなアウトプットとしては「最強」の条件とも言えます。

 

 

爆音

 

ここから「爆音」の面と「理性」の面を分けて整理していきます。

 

まず「爆音」の面ですが、とにかく音がでかい。
音源機器から漏れているのでは?と思ってしまうほどダイナミクスが高いのです。

 

それは先人に例えるとバンド「村八分」に近いと私は思っています。
あのライブでの「村八分」の演奏は非常に音の大きさが大きいのです。

 

「speed beat」にもそれに近いものを感じます。

 

しかし、DMBQの演奏は「爆音」という面ではデカイだけではなく、とても「速く」もあります。
下手な裏打ちのパンクよりもよっぽど速いものになっています。

 

「速くでかい」というある意味ハードコアとしての面を見事に凌駕しているのです。

 

しかし!
これだけでも成立しているのに「理性的」でもあるという驚愕の離れ技をバンドはやってのけます。

 

 

理性

 

先ほどから私がいっている「理性的な演奏」とはなんなのか?
説明いたします。

 

ここで言う「理性的」の意は、音の抜き差しが絶妙という言葉で言い換えられます。

 

 

話は変わりますが皆さんはブルースのギターソロは聴いたことがありますでしょうか?
ブルースでギターソロを弾く場合まさに音の抜き差しが肝心になってきます。

 

弾くときは弾き、休む時は休むというある意味、呼吸がとても大事になってきます。
この音の抜き差し言い換えると理性的という感覚が優れたブルースにはあります。

 

その理性的な一面をこの「speed beat」という曲は見事に体現しています。

 

とにかく各々のパートが「弾くときは弾き」「弾かない時は弾かない」というコントロールが具合が抜群に上手いのです。

 

序盤のワウペダルでの入りから、構成ごとのブレイク。
ソロの音の選び方からボーカルの掛け声まで良く聴くととても緩急の付け方が計算されています。

 

この音の選び方、抜き差しの旨さこそが「理性的な演奏」とも言えるバンドの演奏体系です。

 

 

 

完璧なコントロール

 

そんな「爆音」かつ「理性的」な音作りと演奏。

 

ーこれ以上何ができんの?あんたら?

 

ってぐらいやることをやり尽くしてしまっているこの「speed beat」という名曲。

 

おとはハード、尚且つ緻密、そしてそれをコントロールするバンドのテクニックもとても高いもがあります。

 

完璧に何かもを把握して演奏するという一種の「理性」どころか「理想」まで感じてしまいます。

 

とにかくこの人たちバンド演奏云々のまえに
頭いい人たちなんだろーなーとも私は個人的に考えてしまします。

 

音を完璧にコントロールしています。見事。

 

 

 

総評と個人的な思い

 

「speed beat」というDMBQの名曲。
「爆音」と「理性」との棲み分けから語ってみました。

 

この曲に関わらずDMBQは演奏の能力だけなく、
構成、緩急と非常に頭のいい造りとなっています。

 

それをあんなダイナミクスで鳴らされちゃ反則ですよ。
ーもちろんそこも計算しているのだと思いますが・・・。

 

こんなにカッコいいバンドなのに意外と埋もれてしまっている。
まあ、桁外れのバンドなのでゲテモノになっちゃうのかな〜。

 

聴きながらそんな想いに浸っている私・・・。

 

 

こう思ってんの俺だけじゃないよね。
啓蒙を続けます

 

 

 

 P.S.

 

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