【Milk It】ニルヴァーナの名曲「ミルクイット」の魅力とは?!

こんにちは!石ちゃんです。

 

今回は私が大好きなバンド、ニルヴァーナのコアな名曲「ミルクイット(Milk It)」について解説していこうと思います。

 

お付き合いください!

 

「ミルクイット」の概要と背景

ミルクイット(Milk It)」はニルヴァーナの最後のアルバム、「インユーテロ(In Utero)」に収録されている曲です。

 

このアルバムを制作した後、ギターボーカルのカートコバーン(Kurt Cobain)はショットガンを使って自殺してしまいます

 

それによりニルヴァーナの活動は完全に終わってしまうという、
悲しい最後を迎えてしまいます。

 

「ミルクイット」はそんな悲劇の直前に作られ、演奏された曲です。

 

 

「ミルクイット」の音の構成

 

まず、この曲のイントロですが、はっきり言って
支離滅裂」としか言えません。

 

ギターの単音を、音階を無視した並びで弾いていくという
普通に考えたら「御法度」としかいえないものです。

 

その後のリフがまたおそろしいほど「ヘヴィー」です。
その重さは「ヘタなヘビメタ」よりよっぽど重いのです。

 

そして歌のパートですが、ここではカートの絞り上げるような
歌声を聴くことができます。

 

全体的にいうと、物凄い退廃的な空気をピリピリした緊張感で演奏した「生身の表現」となっています。

 

 

私がこの曲で感じたこと

 

この曲を最初に私が聴いたのは、高校生の頃だったと思います。

 

レンタルCDショップ店で借りたアルバム「インユーテロ」で
この「ミルクイット」を聴きました。

 

その時の感想を一言で言うと
「この人大丈夫かな?・・・」
というある意味人間の「限界」を感じました。

 

そんな感想を音楽を聴いて持つのは初めての経験でした。

 

音楽を聴いて「カッコいい!」や「いい音使うなー
という感じ方がそれまではほとんどだったのですが、「ミルクイット」に関しては全く別の感覚と感想を抱いたのです

 

カートコバーン自身の「おしまい」でありその象徴、
人間としての「終わりの姿

その後、カートは自殺している事を雑誌か何かで読んで私は知りました。

 

「悲しい」
そう思った事しか思い出せません。

 

 

曲そのものについて

 

「ミルクイット」
この曲の展開にはとても面白いものを感じます。

 

まずイントロです。
前述では、イントロは「支離滅裂」だと言いました。

 

だからと言って曲が破綻しているわけではなく、
絶妙なバランスでアンバランスを保っているのです。

 

今にも崩れそうな不安定な音選びをしているかと思えば、
リフへの移り変わりを感じとれる動きをみせてくれるのです。

 

そんなイントロからリフに移ります。
このリフも非常に秀逸です。
リフとしてリズムに頼りすぎず、音程にも頼りすぎず、
カートの情緒が表現された曲になっています。

 

そんな優れたリフを中心に
「ミルクイット」は展開されます。

 

 

秀逸すぎるリフとその仕様

 

先程も触れましたが、リフの使い方が素晴らしすぎるのです。

 

ニルヴァーナはオルタナティブバンドに分類されるているのに関わらず、
「ミルクイット」のリフはヘビー過ぎるほど重く、
もはや「ヘビメタサウンド」なのです。

 

しかし、それをただ使うだけではなく
絶妙な構成で曲として聞かせるカート、そしてバンドメンバーであるデイヴ・グロール(Dr.)とクリス・ノヴォセリック(Ba.)のセンスは舌を巻く思いです。

 

 

代表曲「smells like teen spirit」から「milk it」へ

 

では、「ミルクイット」と代表曲「スメルズライクティーンスピリット(smells like teen spirit)」の楽曲としての関係はどうなっているのでしょうか?

 

ニルヴァーナの中では比較的「キャッチー」でノリやすい「スメルズライクティーンスピリット」ですが、それに比べ「ミルクイット」は混沌とした「重すぎる」楽曲です。

 

しかし、明らかなのは「ミルクイット」は「スメルズ〜」に見られるスタイルを発展させ進化させた作品なのは、何度か聴けば容易にわかってきます。

 

オルタナティブなグランジのバンドが混沌とした精神を体現する
集団になっていく。

 

それが「スメルズ」〜「ミルクイット」までの過程であり、大袈裟に言えばニルヴァーナという「歴史」なのです。

 

 

まとめ

 

「ミルクイット」というこれ程の曲、聴いてしまったが最後、
それの虜になってしまいます。

 

どこを取ってもスキのない、楽曲としての素晴らしさは、
ニルヴァーナを象徴するものとも言えます。

 

「重い」を通り越し「しんどい」とまで言えるヘヴィーなこの曲。
しかし確実にリスナーの心を掴み話す事はないでしょう。

 

是非聴いてみる事をお勧めします。
きっと気怠く悲しいけれども独特な感動が待っている事でしょう。

 

 P.S.

 

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